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関節・軟部組織(筋膜?)へのアプローチ

関節・軟部組織などの考え方
 筋膜なのか軟部組織というのか日本語訳はどちらが適切か分かりませんが、関節や筋膜を含む組織間の滑走不全に対する個人的な考え方や捉え方について書いてみます。一般の人読

んでないよなーという内容ですが、施設プログラムの基にもなるので、あと数回はこんな感じで少し書こうかと思います。
関節や組織といった構造自体に問題がある場合のところですね。最近よく言われる筋膜リリースとかトリガーポイントなどの考え方も含まれるかと思います。関節に関しても、カイロ系のテクニックもあるでしょうし、いろいろテクニックがあるのでまだまだ勉強中ですが、個人的に重要だと感じているのが、”セントレーション”という考え方になります。
 セントレーションは関節の中心化というイメージです。S.サーマンのMSIアプローチの本では、関節が動いている際の「瞬間回線の軌道」(PICR)という言葉や、筋力が「生理的断面積」(PCSA)に比例するという内容の文言がありますし、MSIやDNSの要素が多いロビー・オオハシ先生も「ジョイントセントレーション」という言葉をよく使います。GRIP Approachも4つのセントレーションと機能的可動域を重要視していることもあるので、痛みとパフォーマンスに関連する構造的な理想の位置の基準として、骨間が負荷を均等に伝えられる位置にしていく必要があると感じてます。(すべて受講はしてないですが、、、)
軟部組織について
 最近の筋膜リリースのブームで、どう捉えたらいいのかわからないところもありますが、個人的にはどれも良くなれば正解ということになるのかと。。ただ考え方としては、レニーパラチーノが話していたハイドロダイナミクスという考え方が個人的には好んでいます。組織の水和性と訳してたような気がしましたが、、、間違ってたらスイマセン。水分の欠如による組織間の滑走不全という考え方です。押しても、引っ張っても、バンド巻いても、振動

させてもよいって感じで、全てのテクニックの効果が上手くまとまるなっという個人的な都合もありますが、、非常に考え方に収まりができたのでよかったかなと。因みに、関節を硬くするのは、関節包が47%、周囲の筋肉群・筋間筋膜を41%とのことなので、セントレーションと健康な軟部組織は重要ですね。
 パワープレートのグローバルマスタートレーナーもプレート上でフォームローラーはしてましたが、今はローラー+振動のツールもあるのでアクティブな動作に対して徒手やツール(IASTM・コンプレッションバンド)を使っていくのもいいのかと思います。この辺は、受動的な介入と動的なポジションでの介入とでどれくらい差があるか分かりませんが、モニターさんもお手伝いいただいて、より短い時間で実感できるものを探っていきたいとは思います。
まとめ
今回は、個人的な関節や軟部組織に関する捉え方になりましたが、まとめみると、
・セントレーションは大事。
・ハイドロダイナミクス的な考え方が好き。
というブログになりました。気になる方はLightでお待ちしてます。