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痛みのお話。

本日は、痛みのお話。

先日いらした方で、筋膜リリース(今回はカッピング系)のモデルになって片側だけしたためか、腰が痛くて、カイロに行って少し楽になったけど、すぐぶり返して痛いという方が来店されました。

ちょうど、最近書いていたブログの話にも当てはまるので、今日はそんなお話。

(因みに、痛みがなくても機能改善が目的であれば行うことは変わりません。)

まず、基本的に急性期の痛みは、パワープレートにも乗れないし、エクササイズも制限がかかります。今回は、カイロでの処置で良くなって、また痛くなって来たということで、運動機能障害の位置づけで改善見込みはあると思います。(基本的に、捻挫、打撲、などの腫れがあったりするようなものは、クリニックへ。)ずっと痛みが引かないとか、痛みが出たり出なかったりする場合は、日常動作の問題で生じているものかもしれません。

この辺りの話になると、医療行為云々等ありますが、それはお客様個人で判断して決めることしかないと思います。利用者さんが、信頼して来てくれたなら、無理のない範囲で行うべきだと思います。そもそも痛みはプラセボなど脳の関与も大きいので、クライアント次第かと思います。お客様からすれば、どのような処置や指導を受けるのか。ちゃんと説明が納得できるところを基準にしてみてください。

 Lightの場合は、診断はしない。原因を特定しない。「動きの問題を改善する」ことのみを行います。あとは、お客様の判断でお願いしています。「痛いから機能不全なのか」「機能不全だから痛いのか」

さて、その方の場合ですが、痛みは腰からお尻の上あたり。右側をリリースで柔らかくしたということ。カイロでは骨盤を調整してもらったとのこと。

しゃがみこみの動きをみると

・右足の太もも、脛、足首の捻れが大きい

・胸部の捻れが大きい

のがさっと見た感じの評価。(他にも腰以外の痛みなど、細かいところは飛ばします)

この場合は、前回までのブログでいう、

「過剰に動いている部位」と「柔らかくした部位」が一致するので、

右側が動きやすくなっていると想定。

そして、動きにくくなっているところや硬いところはどこか想定しながらチェックして、

・左脚が硬い(今回は太もも裏側)

・右足の捻れの反対の動きの(今回は股関節外旋)

・右側腹部

・右肩甲骨の可動etc

でを、可動域確保して、エクササイズ。

全体としては、立位で左側の促通。

運動後は、少し軽くなって可動範囲は大きくなりましたが、前屈からの起き上がりには、まだ少し痛みあり。という感じです。

Lightは30分セッションのため時間的にも、完全な原因を特定してというのは難しいですが、できるだけ早く原因を想定して、チャレンジ(エクササイズ)して、確認してという流れを繰り返していきます。この辺りは、前回のブログでのお話です。

痛みがあるから良し悪しが出やすいものですが、痛みがなくとも機能不全はあるので(SFMAでいうDN)、どのように本来の動きにしていくかについて、アプローチは変わりません。

・痛みがなくて機能的な動きか

・痛みがあって機能的な動きか

・痛みがあって機能不全か

・痛みがなくて機能不全か

原因を見つけるのには、いつも通りテストやエクササイズの繰り返しが重要に感じるものです。Lightの基本の軸は、機能不全を改善することでのカラダづくり。今後もたまにはお客様の例を出しながらブログを書いていこうと思います。

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