
考える習慣
 日本人は完璧を求めたり細かい仕事ができる人が多いと言いますが、私はそれは一部であり、多くの人はすぐ正解を欲している人が多い気がします。「これを食べると健康に良い」とか「この運動は体に良い」とか、自分の求める答えを言ってくれる人を探している感じでしょうか。
 正解が教科書に書いてあったり、先生が言っているから、で納得する教育体制になっているからかもしれません。もしくは、移民の受け入れが少ない環境のため、自分にとって当たり前のことが、他の人にとって当たり前でないことにも気づくことができないのかもしれません。
 答えは誰かが言ってくれることではなく、自分にとっての正解を出すことが必要かと思います。
 健康に関しては、トレーナーは多くの知識と経験の中の選択肢から、最良な提案して良い方向に向かうようにしていきたいものです。
 そのためには、実施者も指導者も「考える」ことが重要と感じています。
 なぜ、問題が起きるのか。
 問題の起きるきっかけは何か
 問題が起こると悪いのか
 問題の解決策ができないのか
 解決策を実施するために必要なことは何なのか
 ゴールまでにたどり着くまでに何が必要か。
 などなど。。。
 考えいる人ほど、早く効果は出るでしょう。
 全ては受動的よりもより能動的な人が勝りますね。
 考えて分からない時は、自分が納得できるかどうかでもいい気がします。
 完璧を求めるよりも、自分の理想と現実を考えて、納得できる選択を続けることで、
 きっと目的の達成は早いのではないでしょうか。
 まず、行動を起こすこと。
 そして、考える習慣をつくること。
皆が実施者であり提案者でもありますから、日々考えることに精進します。


 
  
 