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内臓脂肪とパワープレート(論文感想)

内臓脂肪組織に対するWBVTの効果(感想)
参考資料
Effect of Long-Term Whole Body Vibration Training on Visceral Adipose Tissue: A Preliminary Report
Dirk Vissers ,An Verrijken, Ilse Mertens, Caroline Van Gils, Annemie Van de Sompel, Steven Truijen, Luc Van Gaal
Epub 2010 Apr 7.
こちら簡易的な結果でいうと、対象は60名で、長期的(6ヶ月、12ヶ月)に実施した内臓脂肪組織の減少をみたところ、3群(食事指導のみ、運動+食事指導、パワープレート+食事指導)でパワープレート群が一番よかった。という内容です。
どれも食事指導は月1回、エクササイズの内容は、運動群は有酸素と大筋群の筋トレ1時間、パワープレート群はストレングス系種目を11.9~14.2分とのこと。6ヶ月以降はアクティブな運動を指示して人がついてのトレーニングはしていない。

以上ですが、正直内臓脂肪含めダイエット系については、さまざまな要因や個人差もあるのでなんとも言えませんが、面白いのは12ヶ月後という長期的な効果についてですね。
私の予想として、運動群は大筋群しか書いてなかったので、有酸素メインだったのかと想定すると、有酸素 VS 無酸素 で長期的に見ると無酸素?ってことも読み取れるのかなと思います。
また、運動群がマシンなのかフリーウエイトなのかにもよりますが、パワープレートは神経系を多く刺激できるという点で、日常動作に近いエクササイズが、普段の行動代謝に関係してくるのではないかとも読み取れます。
イメージとしては、パーツという意味で臀部使えてなかった人が使いやすくなったり、パターンとして一つの動きでたくさんの筋活動を行えるようになったりということも読み取れるかもしれません。面白いですね。