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呼吸と左右差

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本日は呼吸と左右差についてのお話。

先日記載した体幹と繋げようと思いましたが、長くなるので、少しずつ。呼吸と左右差について。

呼吸は1日20,000回以上しています。個人差もありますが、「非常に多くの回数を、ほぼ無意識で行なっているもの」です。胸式呼吸や複式呼吸など色々あると思われます。その呼吸がどう影響しているか。まず、胸部と腹部の構造を確認すると、左右の異なるところがあります。

・肺の大きさは左右で異なる

・横隔膜の大きさは右が大きい

・心臓はやや左に位置する

・肝臓は左に位置する

という構造になっているかと思います。重心や動きの違いも出てきますが、まず呼吸との関わりが強い肺と横隔膜でいうと、空気交換したり横隔膜が上下したりしています。

胸式呼吸だと胸が膨らむ感じがして、複式呼吸だとお腹が膨らむ感じがするかと思います。

空気というのは非常に大きな力になります。車や自転車のタイヤは空気で膨らんでいますが、加重しても大丈夫ですよね。ですので、呼吸時に空気がどこに流れているのかというのはカラダに大きな影響があります。(空気をどのように膨らませるのが、理想かは長くなるので、また今度)

そのカラダに大きな影響を与える空気の交換の呼吸ですが、空気が入ってきて右の横隔膜は大きく受け入れができて、左は小さいため胸部拡張をする傾向があります。左の胸が大きかったり、左肋骨下部が上がってたりしませんでしょうか。逆に右の胸部上方が硬くなっていたりしませんでしょうか。

それは、姿勢や動きの問題だけでなく、呼吸の問題の可能性が大きくなります。なぜなら、1日に20,000回以上呼吸をしているためです。

呼吸によって拡張しやすい(動きやすい)部位やしずらい部位を把握することで、体幹や全体の動きの考えるとエクササイズのメニューも的確になり効果も出やすくなると思います。もちろん、人それぞれ呼吸パターンも異なれば、動作も異なるので、日々精進ということにはなりますが、動きはいろんなものが関係していますので、呼吸も重要ということで思って頂ければと思います。