パワープレート振動の適正強度
パワープレートの振動といえば、上下・左右・前後の振動の『クオリティーが非常に良い』というシンプルなものかと思いますが、結局のところ、どんな人が乗るのか、どんのエクササイズをするのか、で大きく効果が別れるかと思います。実際、長年いろいろな施設を回って上手く活用されているところとそうでないところはあります。そこで簡易的にまとめてみます。
1、エクササイズの目的
2、適切な振動周波数と振幅の設定
3、体感の確認
4、振動とエクササイズの強度・難易度の変更しての実施
かと思います。運動指導の注意点にも似ている気がしますが、それに振動が加わった感じでしょうか、、
まず、パワープレートのエクササイズは、大きく分けてストレッチ、エクササイズ、リカバリーができます。何の目的で行なっているのかというところは重要だと思います。
例えば、腹筋のエクササイズでクランチポジションをとっているとします。しかし、強度の設定や姿勢によっては、お尻のマッサージ要素が強い場合があります。他にもプランクポジションで体幹エクササイズするつもりが、肩のリラックスやバランスエクササイズになってたり、ストレッチのつもりが緊張して伸びなかったり、、、正直強い設定はリカバリー以外であまり使わないと思います。
ちょっと難しい感じになりましたが、実際は簡単です。目的にあった体感があるのかを確認することです。トレーニングならトレーニング部位のところに振動がきて効いている感じになりますし、ストレッチならストレッチ感が強くなるといった感じです。指導者なら、「効いてますか」「伸びてますか」の連呼でもかなり効果は変わるんじゃないかと思います。自重トレーニングより振動で分かりやすくなるので、運動初心者でも実感しやすいのではないかと思います。
カラダの適応と強度の更新
パワープレートを使って問題になるのが、慣れですね。一応神経系的な改善が特徴のマシンなので、すぐできるようになるはずです。そこでエクササイズの強度や難易度を上げていくかというところだったりするのかと思います。この辺は、指導者や運動好きには分かるのですが、慣れてない方だと、スクワット慣れて効いてる感じがしないという感じで、このマシンは効かないってことになってないかな。と思うのです。
こういう方は、トレーナーに自重トレーニングの強度変化のバリエーションを聞くことをオススメします。振動を強くするというよりも、グランドリアクションを頻繁に受けられるパワープレートは重心位置の変化による強度変化の方が向いているので、詳しい方に聞くのが一番ですね。また、だいたい綺麗なフォームでできていることも少ないので、ベースを見直すだけでアレンジもかなり効果的になるのかと思います。とにかく4つをしっかり確認することで、実感に繋がるんじゃないかと思います。
イメージ的には、PDCAサイクルと変わらないですね。しっかり確認しながらカラダの適応に合わせて改善を続けていくことで、より早い実感が得られるのではないかと思いますし、いつまでも活用できるツールではないかと思います。
まとめ
長くなったので、さらにまとめますと
1、目的とするエクササイズ効果の体感しながら実施しよう。
2、効かなくなったら、トレーナーに相談しよう。
ということで、利用方法の注意みたいになりましたが、近くにある方はすぐ実践してください。
ない方は、Lightでお待ちしております。