本日もモビリティのバリエーションを解説していきます。
「ポステリアモビリティ トゥレイズ」
今回は動きとしては、丸まる機能としてのカラダの裏面のモビリティーですが、足首の柔らかさ(背屈)をメインとしています。普段の動きですとしゃがんだり、歩いている時の後ろ足です。硬い人はつま先が外に向きがちです。
つま先を上げずに前屈をして、どの部位が硬いか、丸みがないか見ることも重要です。
柔らかいという人も、昔の折りたたみ携帯のように股関節のみ柔らかく腰の丸みがなかったり、後方への重心移動ができなかったり、色々問題が見えたりもします。
お尻を突き出すようにしてもも裏など伸ばすこともありますが、人それぞれチェックしてからですね。
セッションをしていて、足首の問題は一番多く感じます。パワープレートを使って早く柔軟性を高めましょう。
「ポステリアモビリティヒップスイング トゥレイズ」
前回の「ポステリアモビリティ」とほぼ同じにはなります。動きとしては、前後や横などの動きがありますが、今回の動画では前後に動かしています。
足関節にフォーカスして柔軟性を作り、動きながらさらに柔軟性を高めるだけでなく、広がった可動域の動きの練習にもなります。
動くことで、前後への重心移動が苦手な方や、膝が曲がってしまう方、つま先が外に出る方など、代償動作が出やすくなります。
難しい方は、最初は止まって、その後小さく揺れるように動かしていきましょう。
パワープレートを使って柔軟性と動作の質を高めていきましょう。
「ライト ポステリアモビリティ レッグリーチ・スイング」
動きは以前の「ポステリアモビリティ」と似ております。
足を上げる、または振ることでよりターゲットの足関節に関わる筋群をストレッチすることを目的としています。お尻を突き出すような実施方法もありますが、今回は後面片側を全体的に伸ばし、さらに下肢の柔軟性を出していきます。(脚が上がった時に軸足のストレッチ感が強くなります。)
片脚で行うことで、重心が軸足側へシフトし、両脚で行うよりも伸びる面が異なります。こちらも左右差がある事が多く、しっかり把握する事が重要です。
代償動作も膝が曲がったり、骨盤が開いたり、腰が反ったりとすることもあります。
最初は低めに足を上げたり、振るだけでも良いと思います。
パワープレートを使って柔軟性と動作の質を高めていきましょう。
「ポステリアモビリティ アームスイング」
今回は動きも以前の「ポステリアモビリティ」と似ておりますので、前回の記事もご確認ください。
動きとしては、カラダの裏面が全体的に伸びるポジションから上半身を回旋していきます。
前回のように手を伸ばすだけでも大丈夫ですし、片脚の状態でスイングしても良いと思います。
カラダの裏面の対角線に伸ばしていきます。手をスイングする方向への重心移動と後方への移動になります。いつものことですが左右差がある事が多く、「手が振りずらい方がある。」「伸び感が強い方がある。」など、把握して行いましょう。
(保持している手の位置がきつい方は、ポジションを変えてください。肩が上がらない、回旋はできないなど、上部に問題ある方は注意してください。)
パワープレートを使用して手が遠くにいくのを感じながら行いましょう。