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姿勢解析ソフトの問題点と動作修正への考え方

最近、姿勢解析アプリなども増えてきて姿勢や動作に対する考え方が広まっていて、ただ増量する減量するというだけでないのは良い傾向かと思います。
そこで問題になってくるのは、撮った画像を信じすぎず、参考にしてチェックを進める事が重要です。何故なら、正面の画像ばかり注力してしまうからです。弊社でもスタッフ間の共有で利用していましたので、問題がありました。

例えば、下記の画像見てみましょう。(この画像は、3方向同時動画撮影した際のスクリーンショットになります。)

色々見えるところはありますが、分かりやすい肩の位置で解説します。
正面からの画像では、右肩が上に見えますが、後ろからの画像では、左肩が上に見えます。
なぜ、このようなことが起こるのか。
これは、カメラに近い方が大きく映るためです。おそらく右肩が前に出ているから、(もしくはカラダが左にローテーションしているから)そのように撮影されるのです。
これを把握していると、ローテーションの問題があるので、そのチェックを進めたり、運動処方を行えます。

分からずに、肩を下げるなど上下の思考だけで考えてしまします。
同様に脚長差、骨盤の傾き、側弯、O脚X脚など正面からの情報を間違えて、処方も進めてしまうことも出てきてしますのです。

では、どのようにチェックを進めていく場合は、姿勢だけでなく基本的な動作を加えたりすることで、対象者のカラダの理解が深まります。(因みに、以前話した通り、立位や座位、ベッドに横になった状態でも重力への反応で姿勢や可動域は変わります)。理由としては、普段の動作や姿勢(原因)が現在の姿勢(結果)を作っているため、原因を探っていくことで解決する可能性があります。

なお、改善には普段と違う姿勢や動作を処方しなければいけないため、自分でやろうとしても難しい場合があります。気になる方はトレーナーに診てもらいながら修正エクササイズをしていきましょう。そして、お店で利用しているパワープレートは新しい動作や姿勢を学習していく際に非常に有効です。正しい動きや姿勢を連続して感覚入力を促すとともに、非常に利用している組織が分かりやすいためです。

技術は発展を続けますが、動作解析もパワープレートも、まだ使いこなす人が重要であると思います。何かカラダにお困りの方は、体験にお越しください。自店でなくとも詳しい方に みてもらいながらスタートすることが重要です。