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重力と運動

重力加速度
 一般にいう重力は、9.81㎡/sという 加速しながら地面に向かって引っ張られる重力加速度のことになるかと思います。地球上にいれば、全ての物体は同じ加速度の負荷がかかっています。砲丸の球もソフトボールの球も同じ高さから落とせば同時に地面いつきます。空気抵抗が一緒であればどんなものも、加速しながら落ちる・引っ張られている状態です。地面に接している私たちは、落ちたり引っ張られている印象はあんまりないですが、実際、体重60kgの人なら60kgの重りを支えたり動かしたりしています。ですので、行動範囲の広い人、家から出ない人、寝たきりの人では、それぞれ運動量はかなり変わってくるということです。重力をネガティブに捉えれば、「動くのが辛い」となりますし、ポジティブに捉えれば、「いつも鍛えられてる」ということにもなります。まぁ重力があるからこそ、人間の進化に大きな影響があったとは思いますが、どう考えても永遠につきまとう負荷ですので、ポジティブに重力に負けない毎日の行動や姿勢がもっとも重要ですね。
運動と負荷
 重力を常に受けていますが、負荷を感じる姿勢を運動時に変化させているかと思います。基本的には、どの筋肉を活動させたいか。もしくは活動しやすいか。で、マシンのスタート位置や滑車の位置が設定されています。自重やダンベルトレーニングであれば、姿勢を変えていると思います。ざっくりなイメージで言うと、てこの原理の反対で「どこに支点があって、どこに重りがあると大変か」で決まっている。と思っていてよいかと思います。トレーニングの種類はいろいろありますが、それぞれ特徴がありメリットデメリットがあると思います。実施者によっても向き不向きがあると思いますが、個人的には、いつものことながら、最終的には全部できた方がいいってことになります。。。ただ最初は自分の体重をコントロールして自在に動かせる状態にするのが最初かと思います。イメージと動作の再現性というんですかね。まず、「太ももの前しか太くならない」とか、『お尻が使えない」と言う状況から脱して筋肥大のエクササイズや有酸素系エクササイズに移行した方が、長い目で見ると自分のイメージした未来に近道かと思います。また、日常動作に似た動きで、重りがないとその部位が働かないというのも、日常に反映されないので、重り加えるけどリグレシッション。という考え方(SFMA)ではいます。
ということで、本当は書こうと思った、パワープレートの重力加速度の変化と支持規定面と重心位置については、長くなったので、また次回に。。。
まとめ
いつもどおりの軽いまとめ
・重力の呪縛(恩恵)は永遠に
・イメージと動作の再現性は理想の未来の再現性に関連する?
ということで、動作チェックが気になる方ははLightにお越しください。