You are currently viewing 【動画解説】ファシア ケア #2 臀部

【動画解説】ファシア ケア #2 臀部

前回#1同様の説明と繰り返しになりますが、筋膜リリース、SMR、MCTなどいろんな言い方があったり、日本語と英語で筋膜の捉え方も異なり、リリースという言葉が適切か分からないので、Fascia Careとしています。

組織の基質成分、水和性の改善によるモビリティー向上を目的として施設では行なっています。(粘性が強くなって動きずらいコラーゲン繊維を水和性の改善によって滑りやすくするイメージです。レニーパラチーノが使っているハイドロダイナミクスという表現が個人的には、しっくりきています。)

実施の方法としては、ボール(駒沢ではラクロスボールを利用していますが、テニスボールなどでも良いかと思います。)を片側のお尻(ポケットがある位置)で踏み、反対側のお尻は浮かせて体重をボールの方に乗せます。適度に圧痛が感じるところで、脚を内側、外側に開いたり閉じたりしたり、曲げ伸ばしをしたり、上下にふったりして皮膚や筋肉を刺激することで、受容器が働きモビリティー改善を行います。。痛い人は圧をかけるだけでも大丈夫です。
フォームローラーやグリッドなど、床で行う人もおりますが、振動が入ることで線維芽細胞の活性を促し、ヒアルロン酸の生成による細胞間の滑走改善に繋がるとされています。
モビリティーに大きな問題がある方は、ストレッチの前に行いましょう。