スクワットのバリエーション#2で長めのバンドを使った種目の簡易解説となります。
まず、長めのバンドはプレートのストラップホルダーにカラビナで取り付けています。(カラビナは耐荷重80kgのものを使ってますが、安全性は各自の判断で結ぶなり、ケーブルマシンの機種でベルトにロックするなどしてください。)
ローテーショナルスクワット w/バンド
バンドはゴムチューブなので、振動は伝わりませんが、回旋に対して負荷を作ることが目的であることと、脚やお尻の種目ですので十分かと思います。
まず、以前の種目でもあったローテーショナルスクワットのバンドが対抗する負荷となります。(バンドの負荷は各自コントロールして行なってください。)まずバンドに引かれるように、片側のお尻に負荷を貯めるように腰を引いていきます。動画ですと右側に戻ってしまっていますが、左側に腰掛けていく形となります。左の脚に股関節が向かっていく(左斜め後方に引く)形と思ってください。ローテーションのバンドの負荷が強かったり腰が強い方は、左右の動きからはじめて、回旋の動きに繋げていきましょう。
慣れてきたら手をつけて行います。バンド巻き方を説明するの忘れていましたが、動画の通り、肩にかけてクルクルと周り、回旋の動きに負荷がかかるようにして巻いてください。そして、バンドに引かれるように、片側のお尻に負荷を貯めるように腰を引いていきます。動画ですと右側に戻ってしまっていますが、左側に腰掛けていく形となります。左の脚に股関節が向かっていく(左斜め後方に引く)形と思ってください。負荷がかかった腰を引いた時に手を膝の横に添えて、起き上がると同時に対角線上に手を引き上げていきます。手が最初に動きがちですが、下から順序よく関節が動くように回旋運動を行なってください。次回は手にバンドを持ちますが、腕のみ単独で動くケースもあるため、いきなり難しいものを行うのではなく、段階的に行なってください。
次は肩から巻かずに手に持って行います。動きは全く一緒ですが、手にバンドを持つと、下半身からの連動した動きができずに、手だけが早く動いてしまう人も多くなります。前傾しながらお尻を引いて床からの力を利用して、お尻、体幹、胸部、腕という流れで動いていくことが望ましいです。。肩にバンドが巻かれていないため、余分にカラダを回すことはないかもしれませんが、各部位がバラバラにならないように、全体的にスムーズな動きになるように意識しましょう。難しい種目ではありますが、慣れてくると多くの部位を一緒に働かせることができるので、運動効率も上がる良い種目です。短時間で運動効果を出したい人にオススメです。